早食い、大食いで高脂血症に

中性脂肪がグーンと減った

「先日、ご近所に住む同い年の方が、突然亡くなりまして……」
来院の理由を、五十歳男性のSさんはこう話されました。
身長170センチ、体重七4.5キロ。やや太りぎみで、体型もその急死した知人と似たような感じで、しかも血圧が高めで降圧剤を服用している状態なので、何だか心配になったというのです。
さっそく検査をしてみました。
その結果、血圧は上が130〜140mmHg、下は80〜90mmHgと、コントロール良好でした。けれど、問題は中性脂肪でした。773mg/dlもあったのです。血液中の中性脂肪が750mg/dl以上というのは、高度の高トリグリセラィド(中性脂肪)血症の部類に入ります。
「血圧はうまくコントロールされていますよ。ただ、中性脂肪がちょっと多すぎますねにふだん、どんな生活をしていらっしゃいますか」
中性脂肪の値が高くなる原因のほとんどは、食べすぎと運動不足です。それを裏づけるものは、日常生活の中にありますから、患者さんには必ず、ふだんの様子を聞くのです。
Sさんの生活は、次のようなものでした。
仕事はスーパーの経営者で、数人の従業員を雇っています。しかし、その人数ではじゅうぶんとはいえず、Sさんは責任者として、開店から閉店までずっと、店を離れることができません。
三度の食事はきちんと食べますが、ほとんどが外食。それも、時間がないので急いでかき込むようにして食べます。食べる量は多いほうで、カツ丼や天丼などを、大盛りで頼むこともしばしばとか。好きな食べ物は、肉類、揚げ物や妙め物など。外へ食事に出かける時間さえないときには、スナック菓子を食事代わりにしてすませてしまうこともあります。
「何か運動はしていますか」
と尋ねると、「なにしろ、店が忙しくて。たまの休みにも、子どもたちをつれてファミリーレストランへ行くのが精一杯という感じで……」
これは、ある意味で、典型的なパターンです。
肥満の人は、早食いで、一度に食べる量が多く、しかも運動が不足しているという傾向があるのです。脳には、食欲中枢というものがあり、食べることで血糖値が上昇したことを認めると、満腹感を感じさせる信号を発しますが、この信号が届くまでには、食事を始めて一○分から一五分かかります。早食いの人は、満腹感を感じるころには、すでに大量のものを食べ終えているので、どうしてもカロリーオーバーになりやすいのです。逆に、よくかんでゆっくり食べていると、少ない量でも満腹感が得られ、自然に食べすぎを防ぐ結果となるのです。
「いいですか。痛みもかゆみもないからといって、軽くみてはだめですよ。高脂血症は、ほうっておくと動脈硬化につながるんです。そして、それが、心筋梗塞や脳卒中といった深刻な病気を引き起こしかねないんです。あなたは高血圧ももっているわけですから、その可能性はいっそう大きくなりますよ。まず、動物性脂肪やカロリーの高い食事は控えること。それに、よくかんで、ゆっくり食べてください。運動もしたほうがいいですね。朝と夕方、20〜30分、歩くことから始めてはどうですか」
こんな話をしたのが、今から三年前のことです。以来、まだまだじゅうぶんとはいえないものの、食事と運動には気をつけているようです。今、Sさんの中性脂肪は、初めて検査したときの半分程度にまでへっています。

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